技術紹介

技術紹介

シングルナノ金属酸化物

ナノガイア®シリーズ シングルナノ金属酸化物 ナノガイア®MO

Ⅰ 開発背景

ナノマテリアルとは、十億分の1 メートルというスケールで物質を制御、そこに新たな機能や付加価値を見いだし、先端材料や新しいデバイスに応用していく技術のことです。
当社のマテリアル技術を独自に進化させると共に各大学の技術と融合させることで、より小さく低コストで高性能な「シングルナノ金属酸化物」を実現しました。

具体的なナノ金属酸化物の例

Ⅱ 技術

  1. OHラジカルの制御方式を確立し、水中化による過酸化水素法
  2. オゾン法で製作し、従来にない超微粒子マテリアルを実現

Ⅲ 特徴

ナノガイヤ®MOは、マグネタイト(Fe₂O₄)粒子からなり、直径はシングルナノメートル(2~5ナノメートル)です。比表面積が増加し、溶液中のナノ粒子は高い結合性能と優れた分散性を有します

比表面積を比べると…

シングルナノメートルの金属酸化物は、ウイルスよりも小さくDNAレベルの大きさの世界です。

ナノスケール

ナノスケール

シングルナノメートルの金属酸化物は、
ウイルスよりも小さくDNAレベルの大きさの世界です。

ナノスケール

Ⅳ 用途

  • 核磁気共鳴映像法(MRI)の造影剤
  • 標的特異的ドラッグデリバリーのキャリア
  • 遺伝子治療の遺伝子キャリア
  • 温熱療法をベースとする癌治療の治療薬
  • 体外診断薬(IVD)の磁気検出プローブ
  • 磁性流体用
  • その他特殊用途にも対応可能
提供可能ラインナップ

シングルナノ金属酸化物

  • 具体的なナノ金属酸化物の例
  • 具体的なナノ金属酸化物の例
  • 一例)鉄ナノ酸化物の特性とその用途
    ナノガイアMOナノ粒子は、2~5nm(シングルナノメートル)の直径を有するマグネタイト(Fe₂O₄)粒子からなり、磁気データ記憶、バイオセンシング、ドラッグデリバリーなどにその用途が見出されています。ナノ粒子は、その比表面積が著しく増加するため、溶液中のナノ粒子はかなり 高い結合能と優れた分散性を有するようになります。シングルナノサイズの磁性ナノ粒子は、磁場がない状態で超常磁性(すなわち、磁化がゼロ) を示し、外部の磁気源により磁化されます。この特性により、溶液中での磁性ナノ粒子の安定性が高まります。

上記技術についてのご連絡先
ヒロセ・ユニエンス株式会社/大阪本社
TEL:06-6203-8205