- 上記技術についてのご連絡先
- ヒロセ・ユニエンス株式会社／大阪本社
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技術紹介
ウルトラファインバブル
Ⅰ 開発背景
「ウルトラファインバブル」（UFB）とは、ナノバブルとも呼ばれ、1マイクロメートル(1/1,000mm)以下の気泡のことを言います。通常、ウルトラファインバブルは、①一旦マイクロバブルを生成してから、②せん断や加圧等によりナノサイズに粉砕し、③その後、マイクロバブルを自然脱泡させる、という方法で生成するのが主流です。
これに対し、当社はより高濃度・高効率なバブルの生成方法を目指し、「マイクロバブルは生成せず、直接、ウルトラファインバブルを生成する技術」を開発致しました。【国際特許出願済】
Ⅱ 技術
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特殊なエアレータと最適な気体供給圧、振動周波数の組合せにより、短時間で高濃度のウルトラファインバブル（ナノバブル）を直接生成します。
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僅か3分間で、1ml中に約15億個のウルトラファインバブル（ナノバブル）を発生させることができます。これは現時点の業界最高水準です。
- ウルトラファインバブル水の測定結果（NanoSight LM 10V-HS 英国Malvern社）
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1ｍL中の密度 最大頻出粒子径 平均粒子径 14億7千万個/mL 186.7nm 237.4nm - (試験条件)
- 「UFB-2T HU試験装置」にて生成したウルトラファインバブル水を英国Malvern社のNanoSight LM 10V-HS にて測定。（液体：純水、気体：空気、生成時間：3分間）
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毎分15Lのウルトラファインバブル水の生成能力を有する連続製造装置と、テーブルテスト用の容量2Lの卓上型試験装置を開発しました。
- 連続製造装置
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モデル名： UFB-25C連続製造装置 定格電圧： 家庭用 AC100V・工場用 AC200V 定格周波数： 50/60Hz（切換スイッチ付） 消費電力： 400 W/min（Max） 水槽材質： SUS303（t＝0.8mm） 製造量： 15L/min（Max） 本体外形寸法： 550 mm（幅）×900 mm（長さ）×1154 mm（高さ） 本体重量約： 本体 150kg（＋水量 50kg）
- 卓上型試験装置
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モデル名： UFB-2T HU試験装置 定格電圧： 本体AC200V・エアーポンプDC24V 定格周波数： 50/60Hz 消費電力： Max20 W/min 水槽材質： SUS303（t＝0.8mm） 水槽内容量： 上限 約2,500cc・下限 約2,000cc 本体外形寸法： 338mm（高さ）×230mm（長さ）×80mm（幅） 本体重量約： 5㎏
Ⅲ 特徴
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- 肉眼では確認できない
- ウルトラファインバブル（ナノバブル）は、可視光領域（400nm）を下回る極小サイズのため、肉眼では見ることができませんが、レーザー光を照射すると散乱光によりその存在が確認できます。
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- 長期残存性能
- ウルトラファインバブル（ナノバブル）は、浮力が働きにくいため、浮上せず、ブラウン運動をしながら、長期間、水中に残存します。（数週間～数ヶ月間）
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- 表面積が増大
- ウルトラファインバブル（ナノバブル）は、気泡径が小さく、泡密度も濃いため、表面積が増大し、ガス反応や効果が著しく向上・持続します。
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- 気泡表面が負に帯電
- ウルトラファインバブル（ナノバブル）は、負に帯電しているため、互いに反発しあい、結合しません。
Ⅳ 用途
ウルトラファインバブル（ナノバブル）は、ガス別・分野別に、さまざまな用途が期待されます。
- ガス別
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- 用途別
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